SLOPE INDICATOR SYSTEM
法面勾配指示器 (SLOT)
「あなたも明日からスーパーオペレーター」
NETIS登録オービットから更なる軽量化と値下げを実施。 モニター越しではなく、オペレーターが直接目視で勾配を確認できるため、容易かつ高精度な法面整形・土羽整形が可能になります。
販売価格
¥77,000 (税込)
※送料・梱包費別途
システム構成 / 組み合わせ
1360度プリズム使用
全周プリズムを活用し、視線を遮らず正確に計測。

2TS機器との併用
高精度な位置座標・高さデータと連携したICT施工。

3法面勾配指示器バケットタイプ
バケットの左側に設置し、バケットの角度をリアルタイムに可視化。

本器の主な特徴
若手育成 & 熟練オペ不足の解消
モニター画面に視線を移す必要がなく、バケットと法面を直接見ながら直感的に操作できるため、経験の浅い若手でも正確な施工が可能になります。
丁張設置の手間を大幅削減
1Dタイプとしてシンプルかつ簡単に使えるため、時間と手間のかかる丁張(ちょうはり)設置作業を最小限にし、現場全体の生産性を向上させます。
ICT施工機器への高い適応力
本格的なICT施工現場の重機アタッチメントとしても使用可能。ローコストで手軽にICT施工プロセスを導入できます。
用途別の施工方法
施工現場に合わせたシンプルな施工フロー
水平仕上げの施工方法
バケット底面を水平にセット
重機のバケット底部を施工対象面に対して水平に合わせます。
法面勾配指示器をゼロセット
指示器の目盛りが0(基準位置)を指すように調整し、固定します。
プリズムからバケット底面のオフセット確認
計測器からバケット底部までの正確な垂直・水平距離(オフセット値)を把握します。
TS機器等による座標位置・高さ確認
トータルステーションを使用し、現在の設計高さと重機位置を実測確認します。
SLOTを目視確認しながら施工
キャビン内からインジケーター(スロット)のゼロ点を直接見ながら、水平に削り・仕上げます。

切土盛土仕上げの施工フロー
TS機器等を使用して法肩・法尻の座標位置の確認
トータルステーション等で、法面の上端(法肩)および下端(法尻)の位置座標・高さを特定します。
バケットの勾配に合わせ、法面勾配指示器を取り付ける
設計勾配(バケット背面など)に合わせて角度を設定し、指示器を固定します。
法面勾配指示器(SLOT)を目視確認しながら施工
指示器の目盛りを直接見ながら、設計勾配に追従するように施工を行います。

法面勾配指示器(ICTスロット)取付手順
重機バケットへの簡単な導入ステップ
スラント定規でバケット背面の勾配設定
スラント定規を使用し、バケット背面で正確な設計勾配(傾斜角度)を設定します。

バケットの側面への取り付けと固定
バケットの側面に取り付け、取付ボルトと調整ボルトでしっかりと固定します。

振子の静止と指標合わせ
振り子ドラム・振れ止めドラムがあり、振子が静止してから基準指標を合わせます。

0セット完了
基準指標を同じ高さに合わせ、ゼロセット(初期化設定)を完了させます。

指標のズレを戻し0セット位置を確保(上方向)
バケットを動かすと指標が上に動きます。指標のズレを戻しながら0セット位置を確保します。

指標のズレを戻し0セット位置を確保(下方向)
バケットを動かすと指標が下に動きます。指標のズレを戻しながら0セット位置を確保します。

【取扱重要事項】
本器使用による取付時の不具合故障による二次的損害については、その債務は当社は負わないものとします。バケットステー左右取替手順
操作性に合わせたアタッチメントの調整
通常はそのまま左側にセット
標準仕様では、指示器本体を重機バケットの左側面にステーでセットします。運転席(キャビン)から直接見えやすい角度に固定して使用します。

操作しにくい時は反対側にセット
重機の構造や現場の死角、操作性によって左側での目視が難しい場合は、以下の手順で右側(反対側)にセット可能です。
- ボルトを緩め、ステーから本器を取り外します。
- 本体を反転させ、反対側のステーにセットします。
- ボルトを締め、ステーに再度本器を取り付けます。
- ※必要に応じて、コード類は市販のガムテープ等で保護・固定してください。

検証の目的と概要
本検証レポートは、実際の法面施工現場において、法面勾配指示器「SLOT」、自動追尾トータルステーション「杭ナビ(LN-160)」、および3D マシンコントロール(MC)バックホウを組み合わせた連動施工における実用精度を確認・評価したものです。
使用重機: SH200MC
バケット側面のSLOT検証条件(スペック)
| 項目 | 検証時の内容 |
|---|---|
| 現場条件 | 法面施工 (勾配 1 : 2.0) |
| 使用機械 | MC バックホウ (GNSS仕様) |
| 計測機器 | SLOT | 杭ナビ LN-160 |
| 施工条件 | MC バックホウにて 30mm オフセット設定 |
キャビン内MCモニター
法面整形の実測計測設計座標値との比較結果
【計測方法】
法面バケットを垂直に立てた状態で「SLOT」の0セットを行い、ミラー(プリズム)からバケットの爪先までの高さをあらかじめ「杭ナビ」に入力します。その後、杭ナビによる放射観測から取得したXYZ値と、MCバックホウ側の位置情報データを比較しました。


座標比較データ結果テーブル
| 計測種別 | X座標 (m) | Y座標 (m) | Z標高 (m) |
|---|---|---|---|
| 杭ナビ実測値 | -155941.082 | -23058.189 | 43.730 |
| MCバックホウ値 | -155941.080 | -23058.190 | 43.690 |
| 較差(実測誤差) | 2 mm | 1 mm | 40 mm |
【評価コメント】
平面(X, Y)誤差はわずか 1mm〜2mm と非常に高精度でした。 Z標高(高さ)における40mmの誤差は、SLOT重機バケットの左端に取り付けている物理的オフセットによるものであり、MC設定値および実運用上の基準としては極めて整合性が高く良好であると評価されました。鉛直差比較(どこでも出来形)
【計測方法】
バケットを法面の中腹で垂直に保持し、杭ナビ側の機能「どこでも出来形」を用いて鉛直差を実測測定しました。MC側の施工条件としてあらかじめ設定されている「30mm オフセット」との誤差を検証しました。


鉛直差検証データ
| 項目 | 計測値 (m) | 備考 |
|---|---|---|
| 杭ナビ実測 鉛直差 | +0.032 | 実測された鉛直方向の差分値 |
| MC設定 オフセット | +0.030 | 施工設定上の逃げ(オフセット) |
| 差分(誤差) | +0.002 (+2 mm) | 実測値と設定値の乖離 |
【評価・結論】
杭ナビによる実測値(+32mm)と、MCバックホウ側の設計オフセット値(+30mm)がわずか 2mm の誤差でほぼ一致しました。これにより、本システム構成が現場での出来形確認(検査基準)として十分に実施運用に耐えうる極めて高い実用精度を有していることが実証されました。
本連動システムに期待できる導入効果
■ MC(マシンコントロール)機器との併用効果
■ 小規模 ICT 土工(簡易ICT)における効果
結論:SLOT × 杭ナビ × MC制御の連携施工は、実際の建設現場において実用十分な高い水準の精度を有しています。
小規模 ICT 土工における具体的な運用ステップ(例)
- アタッチメント固定と0セット:
SLOTと360度プリズムを専用ステーに固定し、重機バケットの左側面に固定します。 - 基準アライメント設定:
バケットを完全に垂直(プリズムが地盤に対して垂直)にし、SLOTにて「0点」をゼロセットします。任意の設計法面角度にバケットを傾け、SLOTで角度をロックします。 - 杭ナビでの追尾・測量:
杭ナビとバケットの360度プリズムを同期(自動追尾)させ、リアルタイムに位置を計測します。 - 丁張不要の施工(丁張レス):
無料ソフト「TopLayout」の杭打ち機能を使用し、法肩もしくは法尻で2点測定を行い、通りが出れば、セットしたSLOT角度の目盛りを目視確認しながら削り施工を行います。
垂直にて0セット
法面勾配をセット
SLOT右側にシールが2枚ある状態で施工法面勾配指示器 SLOT に関するお問い合わせ
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